読書感想文 そして、バトンは渡された

そして、バトンは渡された

 瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読みました。

面白い本は止まらない

映画化もされ令和最大のベストセラーと謳われている作品なので今更かもしれませんが、いやはや本当に面白い小説でした。
そして面白い本はあっという間に読み終えてしまいます。話の展開が気になって中断することなくずっと読み続けてしまうからです。まさに今回はこれでした。
逆に言うとちょくちょく中断しながら読む本は、無意識ながらもツマラナイと感じているのかもしれませんね😅

スッと流れる優しさに満ちたストーリー

この本は優しい、とにかく優しさに溢れている。
それはまるで、川に浮かんだ木の葉がお日様を浴びながらスイスイ流れる様なイメージです。
私などは涙脆いので何度も目頭が熱くなることがありました😢
主人公の名前は優子といいましが、まさに漢字の通り優しい子です。そして、その他の登場人物もいじつに優しい人たちばかりです。
どんなに辛い人生でも、こんなに周りの人たちが優しいのなら乗り越えられるのかな❓
でもまず、人から優しくされたいのなら、自分が人に優しくすることをしなければ始まらないと思います。この物語の主人公、森宮優子みたいにね🤠

当たり本に当たりたい

私も案外ミーハーなところがあるので、本屋さんに行って買う本を選ぶときは、「〜〜大賞受賞!」なる広告にやられるタイプです😅
しかし、それでいいのかなと最近思います。その手の本は確かに読み応えのある本である確率が高いからです。今回の様に小説であるのならば、面白い本に当たることが多くなるはずです。なにで、世の中の評判は本選びの大事な指標であるといえます。
良作に当たると、さらに本が読みたくなりますね。

かしこ





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