小説に感謝


 
小説に感謝しましょう。

私は本を読むのが好きです。一番好きなジャンルはやはり小説・文学ですね。
月におよそ3冊くらい読みます。文庫本サイズの小説だとだいたい1,000円以下で買えるので、3冊買っても3,000円くらいですからリーズナブルな趣味といえます。

当たり前ですが、本は読むまで内容が分かりません。ですから面白いかどうかは読み終わるまでわからないのです。たとえその本が世間的にベストセラーであっても、推しの著者の新刊であっても、今の自分的に面白いかどうかはわからない筈です。でも、それがまた本の面白いところだと思いますね。時には深く考えず、本屋さんで表紙買いする小説もあると思いますが、それで読んでみて仮に面白くなかったとしても、それはそれで、その本との出会いですからね。そうと言ってもハズレばかり引いていても辛いですが、読んだ時間が無駄だったとも感じる程のツマラナイ本はそうそうないと思います。そもそもそんな酷い本は出版社が書店に置きません。そんなに好みの内容ではなくても「これはこれで面白かった」という本が殆どではないでしょうか。

とても面白い小説に当たった時の喜びは相当なものです🤩
私は読み始めたらドンドン読み進める派なのですが、あまりにも面白いと読み終えてしまうのが勿体無く感じてしまいます。そして、他の人に、特に家族に読むことをお薦めしたくなります。それほど当たり本を掴むと満足できます。
こういった面白い本を読むには、やはりベストセラーや書店で「イチオシ」とか「今売れてます」的な本を手にしてみるのが手堅いと思います。好みに合わないケースもあるかもしれませんが、殆どの場合、それなりには満足できる小説だと思います。

面白い本を読むと、自分自身の心も豊かになれます。
本を読んで知識を得る…というのは文学小説ではあまりないと思いますが、面白いストーリーを味わったことで、その後の自分の思考や行動に多少の影響はあるのではないでしょうか。私などは、たとえば海の近い場所という設定の小説を読むと、実際に海に行きたくなります。そして、海に行った時にその本の内容や登場人物などを思い出したりしますね。そして空想に浸ったりしますが、これも心を彩る一つの形だと思います。

冒頭に書いた通り、本はリーズナブルに手にできる娯楽です。そして、映画一本観るよりも長い時間楽しめます。とても素晴らしいことじゃないですか。
小説に感謝しましょう。

かしこ

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