マスクに感謝しましょう


 
マスクに感謝しましょう。

日本国内で新型コロナウィルスが発生した2020年の春の頃、マスクが在庫不足になり値段が高騰しました。店頭からマスクが消え、なかなか手に入らない状態になり、当時は使い捨てマスクで一枚あたり70円を超える価格に跳ね上がっていました。ですから、通常だと1日使ったら捨てていたのを何日も使っていたと思います。

人の好意を無にしてはいけない

緊急で政府からマスクが全国民に配布されたのですが(所謂アベノマスク)、一斉に郵送というわけにもいかず、自宅に届いた頃には店頭で普通にマスクが買える状態になっていた地域がかなりあり(我が家もそうでした)、あまり喜ばれなかった施策になってしまいましたね。
しかし、政府として早急に日本国民全員にマスクを届けようと施行したことなので、地域によっては配送手続きがうまく機能せず遅延したり、一部のマスクに汚れがあったり、また、サイズが小さかったなどのシステムの反省点はあるにせよ、国民のために動いてくれたことは確かです。ですから、感謝はすれど、非難したり茶化したりするのはお門違いです。
ここに、人間の身勝手さが表れているます。もし、あの後もマスクの高騰が続き、店頭在庫切れ状態が続いていたらどうでしょうか? きっと、大切に使っていた筈です。

withマスク時代は続く

ヨーロッパ諸国やアメリカ、そしてお隣の韓国でもオミクロン株の影響もあり、コロナ感染者が増えてしまっていますが、日本国内においては感染者数が増えずにきています。
感染を抑えられている要因は、消毒や手洗いうがいを怠らないからであり、一番大きいのは、外出時にマスク着用を守り続けているからだと思います。ここが欧米と日本との大きな相違点です。
ワクチン接種については欧米諸国のほうが日本より早く進みましたが、その分、日常生活での制限解除も早く、「ワクチン接種をしたらもう大丈夫、マスクをする必要もない」という風潮があり、これが感染拡大に一役買っていると私は思います。
しかし、私たち日本国民は、もともとマスク着用にあまり抵抗がない国民性もあってか、こんだけ感染者が少なくなっていても気を緩めることなく、ほとんどの人が外出時のマスク着用を守っています。素晴らしいことだと思います。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、マスク着用により人の命が守れます。
マスクをしていれば外出しても安心できます。そう考えれば、マスクは実に尊いアイテムです。
マスクに感謝しましょう。

かしこ




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