![]() |
この本はマップとともに読むべき |
毎日読んでいたわけではないですが読み終わるまでおよそ五十日間、時間にして約三十時間くらいかかりました。何故こんなに時間が掛かったかというと、地図を見ながら実際に国や首都等の位置を確認しながら読み進めていったからです。私は世界地理にとても疎くて、せっかく読んで学習するのだからと少しでも脳に記憶させる方法を取りました。面倒くさく時間も掛かりましたが、ただ読み進めているよりは覚えられたと思います。面倒くさいといってもPCかスマホがあれば簡単にグーグルマップ等で世界地図は調べられるので、便利は便利ですけどね。
こういうやり方で本を読んだのは久しぶりでした。それこそ学生時代以来かもしれません。この手の学習本も偶には読みますが、読んでるときに「なるべく早く読み終えてしまおう」という気持ちが働き、内容をしっかり理解するよりも読破を優先してしまいがちな私ですが、今回は時間を掛けても構わないと思い込み読みました。
本来読書ってこうあるべきなのではと考えさせられました。速読すればたくさんの本を読み漁ることは確かに出来ます。しかし、本の内容が殆ど自分の中に残らないのであれば自分の物になりませんし、全く意味がない行為でしかなく、ただ時間を浪費している愚かな自己満足なのかもしれません。
自分が選んだ本としっかり向き合う事こそが「本当の読書体験」になると思います。今回この本を読み終えてこんな風に考える様になりました。この本を読んでこんな感想に至ったのは私だけかもしれませんけども(笑)
かしこ
コメント
コメントを投稿