2021ヤンキースワイルドカードで散る

球の走りがイマイチだった

 最後の最後まで縺れたワイルドカードの切符は手にしたが、ワンデイの試合でボストンに敗れて敗退しました。敵地のフェンウェイパークという絶対的な不利はありましたが、こちらも当然に絶対的なエース、コールと立てて、野手もルメイヒューとボイトがILしていましたが、ほぼベストメンバーで挑んでの敗北だったのでしかたないでしょう。(ルメイヒューは痛かったけど)
今年のヤンキースは一年を通して見て、決して「強豪ヤンキース」という感じではなかったです。開幕してから勝ち越しを大きく増やすことができずに来てしまいました。確かに球団史上60年ぶりの13連勝という離れ技を8月に達成したりしましたが、その後大きく連敗したりで、結局アメリカンリーグ東部地区優勝には届きませんでした。勝てる試合、勝たなくてはならない試合を幾つも落としてしまったのが印象に残ってます。最終戦まで縺れたワイルドカード争いは、観ている側はハラハラドキドキで楽しい面もありましたが、選手側はかなり肉体的にも精神的のもキツかったのではないでしょうか。そもそもWCのワンデイ試合で勝ち上がること自体が地区優勝を決めた他チームよりタフな事なのに、さらに最終戦までWC枠争いをするなんて望んですることではないです。

この事から、来年からはワールドシリーズチャンピオンを目指すにおいて、先ずは地区優勝することを大暫定に戦略を立ててもらいたいですね。ジーターがキャプテンを務めていた当時のヤンキースは地区優勝は当たり前でポストシーズンからが本番という感覚でしたが、残念ながら昨今のヤンキースはそこまでのレベルに達していません。今一度足元を見つめ直し、しっかりと地盤を整える時期なのかもしれません。

かしこ

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