私は小説を読むのが好きです。啓発本や実用書等を読むよりも小説を読む方が読書体験としては楽しいと思ってます。
小説を読んでいると不思議なことがありますよね!そう、それは情景が脳に浮かび上がることです。文字だけの文章を読んでいるにも関わらず、物語の舞台や人物までもが浮かび上がります。例えば、海の近い町が舞台の話なんかを読んでいると、その町が実在しているかの様に映し出されます。過去に自分が旅行などで行ったことのある町の風景が、その情景を映し出す手助けをしている部分もあると思いますが、それだけでは無く、一度も訪れたり見たこともない想像上の町がしっかりと脳に描かれるのは本当に不思議です。登場人物なども、さすがに顔まではハッキリとは出てきませんが、何となくですがボヤッとした人物像が現れてきます。活動的でさっぱりした性格の男性ならその様な風貌が、そそっかしいけど優しい女性ならその様な人物像が脳に登場してきます。
この様に、小説を読むと想像世界に入り込めるので、面白い体験ができるのです。この体験は漫画や映画ではできません。何故なら、これらはすでに世界観が決められているので自分の想像の入り込む余地がないからです。しかし文字を読むだけの体験になると想像力はモリモリと湧き上がります。
想像力が豊かだと、視野の広い豊かな性格になれるはずです。
自分の意見ばかりを言わないで人の話を真摯に聞いてあげる。
相手の悩みを自分ごとの様に考えて思い遣りの心を抱ける。
ほら、読書は良いこと尽くめです。
かしこ
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