いのちの停車場感想文

 


著者、南杏子さんの「いのちの停車場」を読みました。

話の内容は、在宅医療や終末緩和医療の話です。
久しぶりに小説で泣けてしまいました😭
章ごとに話が分かれていて、まるでドラマを見ている様な感覚で読めました。人の死というものは実に悲しく、そして辛いものですが、残された人たちもその悲しみを乗り越えていかなければなりません。人間として生まれた以上、「死」は必ず訪れる試練だということを改めて認識しました。
そして、医療従事者の方の有り難みをつくづく再確認しました。本当に大変な職業なんだと思いました。現在コロナ禍ですから、医療従事者の方々の大変さを考えさせられる日々なので、この時期にこの小説を読めたことはタイムリーでした。
毎日、健康でいられることがとても有り難いことです。でも、ついついその有り難みを忘れてしまっている自分です。朝起きたらまず、命あることに感謝する、そして1日を努力精進することが大切です。

かしこ


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