3月30日に江戸川区葛西で不動産物件の内覧中に強盗事件が発生しました。
女性スタッフに刃物を突き付け「殺すぞ」等と脅して、キャッシュカード入りの財布を奪って逃走したそうです。
犯人の特徴は
男性 年齢40歳くらい、身長185cm、黒髪短髪
女性 年齢40歳くらい、身長150cm、茶髪
男女の二人組だそうです。
賃貸アパート等の内覧の時は部屋に入るので密室になりますから、少々大声を上げても気づかれない可能性もありますし、ドアの鍵を閉められたら逃げ遅れてしまいます。今回は強盗でしたが、女性スタッフの場合は強姦目的なんてこともあり得ます。そう考えると、不動産物件の内覧はとても危険な業務ですよね。
私も不動産業者なので今回の事件でよくよく考えさせられました。私の会社の管理物件もいろいろな不動産会社のスタッフの方にお客さんを連れて内覧してもらってますが、大抵一人ですし、女性スタッフ率も高いです。今後は少し考え直さないといけないかもしれませんね。
しかし、現実問題として、内覧業務をスタッフ二人で行うことは非現実的ですし、内覧業務は男性スタッフのみが行うといわけにもいかないでしょう。
対策としては
・内覧前にお客さんの身分証明(運転免許証等)を提示してもらう。
・女性スタッフには防犯ブザーを必ずもたせる。
・内覧中はドアストッパーを必ずして、密室にしない。(ドアストッパー持参)
・お客さんに不審な事が感じられたら、業務を放棄して逃げる様に義務付ける。
等々は直ぐにできると思います。あと、脅迫等された時に勇敢に立ち向かう事はしないように注意するのもいいかもしれませんね。手持ちのお金は諦めるとして、クレジットカードやキャッシュカードは直ぐ連絡して止めてしまえば損害もさほどないでしょうから。
今回はキャッシュカード入りの財布強盗で済んだからいいものの、傷害・殺人事件等になってからでは遅いですからね。
不動産会社、特に賃貸の仲介会社のみなさん、気を付けましょう。
かしこ
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