かげろう日記 感想文

吉村達也さんの「かげろう日記」を読みました。
今回は紙の本です。娘がすごく面白い!と言うので、借りて読んでみた次第です。
確かに面白かったです。なるほど、女子高生が喜びそうなストーリーだなと思いました。ホラー要素もあり、推理要素もあって、それが其々そんなに奥深くなくて程よい加減で読者を引き付けます。だらか、私は3時間くらいで一気に読破しました。文章も柔らかい感じで結末が速く知りたくなる、ですから、だれが読んでも間を置かずに一気に読んでしまうのではないでしょうか。これは小説として成功でしょうね、途中で読むのを止めていて、何日も放置してしまうような小説は、結局は自分に合わないか、面白くないと感じているからかもしれません。私自身も久しぶりです、一気読みした小説は。
それと、紙の本は良いですよね。近年はもっぱら電子書籍オンリーなってしまっていますから、何か新鮮でした。紙に臭い、ページを捲る音や感覚、これはスマホ読書では味わえないことです。それじゃあ、また紙の本に回帰するかとなるとそうもいかないんですよね💦私はまだまだ読みたい本がたくさんあります。本の欠点は物量が増えるという事です。書棚の容量は限られてますし、だからといって、いらなくなった本を売るか捨てるにしても、それも忍びない気持ちになってしまいます。またいつの日か読み返したい日が来るかも…と思ってしまうからです。

吉村達也さんは2012年に60歳という若さで亡くなられたようですが、たくさんの本を書かれて、ラジオのパーソナルティーもされていたのですね。凄い!今度また違う作品も読んでみようかな。
案外、女子高生あたりに人気の小説とかアニメって「当たり」が多い気がします。鬼滅の刃を教えてくれたのも娘ですし。

かしこ

 

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