先日、劇場で「ジョゼと虎と魚たち」を観てきました。
私は以前、映画の実写版「ジョゼと虎と魚たち」を観てこの作品が好きになり、その後、田辺聖子さんの原作小説も買って読みました。そして今回アニメ化されたとあったら、それは観るしかない!
今回のアニメ版は前作の実写版と違って、バットエンドではなく、ハッピーエンド。個人的には実写版エンドの方が好きですが、今回の終わり方で、なんかジョゼが救われた様に感じて、見終わった後、「時を超えて、今回はジョゼが救われた!よかったね、ジョゼちゃん!」という気持ちになりました。原作もバットエンドではないので、今回の方が原作より!?かな。ただ、ストーリーはかなりオリジナルで、現代的になってました。スマートホンも出てくるし(笑)それと、「えっ!」っていう原作にも実写版にも無いエピソードもあって、ある意味観ていてハラハラしました(笑)。そして今作は全年齢対象アニメ!?だからなのか、エロティックな部分は演出されてません。そこがちょっと残念ですかね、この作品はそこも肝だと思いますので。
これで「ジョゼと虎と魚たち」は原作小説、実写版映画、アニメ版映画と三つ揃いになりました。それぞれ、ストーリー展開が少し違っていて、終わり方も違います。どのジョゼもそれぞれに面白さがあるので、ジョゼファンには、3つとも読んで・観てほしいですね。
今回のアニメ版もこれはこれで面白いですよ。まあ、個人的には実写版のラストシーンはトラウマになるくらい好きですが。
かしこ
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