原田マハさんの「さいはての彼女」を読みました。
読む前はわからなかったんですが、長文小説ではなくて、短編小説が四作品の構成でした。
読み終えて、どの話も暖かくて優しい、心がほっこりするお話でした。そして「風」を感じるストーリー。読んでいると情景が目に浮かぶので、なんだか旅がしたくなりました。今、コロナ禍で外出自粛中すから余計にそう感じたのかもしれません。旅先で素敵な季節、心にグッとくる景色、そして旅先ならではの人との出会い...まあ、そこまでは中々ありませんが(笑) でも、旅って癒されますよね、世話しない日常からの逃避なのかもしれませんが。
この小説はある手法を使ってます。そんなに小説を読んでなので、もしかするとメジャーな手法なのかもしれませんが、私は初体験だったので新鮮でした。それは。。。 読み終わってからのお楽しみです。そしてラストは胸が熱くなりました。それは変に感動させて涙させるような話ではなく、そう、優しさです。優しさで目頭が膨張する感じです。
「一分一生」いい言葉です。
最後に、私もナギに会いたいです。
かしこ
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