世論に踊らされる行政


パチンコ店への風当たりが強い。
各都道府県が営業を続ける店舗を公表する動きが盛んになってきた。自粛営業の要請を聞かず、店を開けるパチンコ店があるからだが、かなりキツめ処置だ。たしかに、店内は3密の条件にマッチしてしまっているから、仕方のない事かもしれない。
だか私はこの状況に違和感を感じる。それならば3密になっているファミリーレストラン等はどうなのかということだ。パチンコをしているお客は基本的にしゃべらないで、もくもくと遊戯にいそしむ。一方、こちらは常に会話でザワついている。レストランに一人で行く人も居なくはないが、数人で食事をする人たちが多い。しかもマスクをせずにだ!!。感染リスクを考えたらこちらの方こそ危険なのではないか。だが、時間短縮は有るものの営業をしているファミリーレストランは多い。しかし、行政は営業を続けるレストラン等を公表するようなことはしない。
パチンコ店でも体力のある大手はまだしも、小規模の営業店では店を強制的に締めさせられては死活問題につながる。まして、パチンコ店はレストラン等のように都合のよいテイクアウトなど無いのだから。

「こんなコロナ禍でパチンコをするなんてけしからん」ということなのだろう。それならば、「こんなコロナ禍で無駄話で感染リスク高めるなんてけしからん」でもいいのではないか。
行政は、要は世論が訴えていることに押されているのだと思う。世論に踊らされている行政、なんだか頼りないし情けない。

かしこ

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