TEAC AXー501&Sー300NEOレビュー

まだ、10時間くらいしか鳴らしてないけど、レビュー行きます。
ここ暫くは高級ヘッドホンに夢中になっていて、スピーカーは考えてなかった。音のきめ細かさ、全ての音源を聞き漏らすことなくすべて聴きとる事が快感だったからです。しかし、やはりピュアオーディオの世界、「自分の眼の前で繰り広げられる楽曲」というものを無視し続けるのことは、音楽ファンとして哀しい行為だと思うようになり、セットで8万円というリーズナブルなTEACのプリメインアンプ+スピーカーを買った次第です。
ズバリ、ヘッドホンの世界とは音がいいとか悪いとかではなく、全くの別の世界を味わえますした!スピーカーはかなりフラットな印象で、高音中音、低音としっかりと鳴る。AXー501は小型のアンプだけど出力は最高88w+88wとパワフルなので、しっかりとSー300NEOを駆動してる模様。さらに、バイワイヤリング接続してるからか(ケーブルはモンスターのm、1,000円以下の安いやつ)音場感もかなりのものです。ボリュームを1/4程度上げると、物凄い音量で音楽を奏でます。音の解像度はさすがにゼンハイザーHD800に軍配があがるけど、やはり、低音を体全体で受け止める快感はスピーカーじゃないと味わえない。そして、目を閉じると、まるで目の前で演奏し歌っているような錯覚、これぞピュアオーディオならでは!松田聖子と中森明菜を聴き比べると、聖子ちゃんの方は、まずボーカルが中心からぐっと前に張り出して、後ろで演奏している感じ。明菜ちゃんの方はやはりボーカルが中心にあるんだけど、あま
り出しゃばらず、程よく演奏と一体的になってる感じ。こんな違いを楽しむのもオーディオの楽しみ方の一つですよね〜。ソースの再現力はスピーカーじゃないと正しく認識できないと思う。U2なんか聴くと、エレキギター、ベース、ドラムス、そしてボーカルとしっかりと録音されているから、バンドサウンドの狙いが非常によくわかる。ヘッドホンだと物凄くキレイにすべての音が聴けるんだけど、音の「空間」というのが掴みづらい。一音一音は本当によくわかって面白いんだけどね。空間表現はこのTEACのシステムでもしっかりと鳴らしてくれます。元々、ミュージシャンは2本のスピーカー聴いたときにベストのサウンドが聴けるように音源をCDにしてるんだから、そこを聴かないとね。
(⌒-⌒; )
10万以下でピュアオーディオを始めようとしている方に、このセットはオススメです。オレももっともっと聴き込んで、エージングが進んだらまたレビューしたいと思います!

かしこ

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