ビルボードの今と昔

若かりし十代の頃は、それはそれは貴重な番組でした。全米チャートの最新情報をキャッチできるんだから。まあ、それでも本番アメリカよりは幾分遅いチャート発表だったけど。

(^_^;)

放送日は火曜日になったり水曜日になったり、時には日曜日の昼間になったりしていたような(･･;)

それでも時間になるとジャミジャミ画像(tvkだからうまく映らない)のTVの前のワクワクしながら座って観てたものです。はたして今回のマイケルジャクソンの曲は一位になれるのか？？なんて思いながら‥‥ そしてお気に入りの曲はビデオでダイレクト録画！！ 「カッコイイ！」とか「いい曲だ」などと心踊らせてジャミジャミ映像を観ていたものです。

ところが現代ではこの番組よりもかなり早い段階で週のチャートを本場のwebでしっかり確認できます。しかも、番組は選ばれた曲のビデオクリップを数曲かけて終わりですが(時間の都合上、七曲ぐらい)、今は無敵のヨウツベがある。気になる曲を何曲でも何回でも聴けるし観れます。もちろん超高画質で！ だから、もうこの番組の"うまみ"はなくなった今、もうなにもTVの前に座って見る必要性はかなり薄いです、はい。

しかーーーーーーーーーしっ！！！
僕はこの番組を捨てれません。十代の頃から見始めてうん十年、この番組と共に僕も成長してきた。たくさんの影響も受けてきた。そんな、素敵で大切な情事をすてることなんてできない。それにDJの中村真里さんのマニアックな情報はこの番組でしか聞け無い。なんでも海外のアーティストのニュースからチョイスして翻訳しているらしい。番組を継続させるには、ただ曲の順位を公開するだけじゃ今の世の中では通じない。(現に、その手のjpop番組はご臨終している)。付加価値の部分での、そういったナマの情報こそがwebの情報をも凌ぐのではないか。

ともかく、ずっとずっと続いて欲しい、ビルボードトップ40。

かしこ